DrillCard Manual (J)

「ドリルカード」アプリは、外国語単語、熟語などを繰り返し覚えるのに適した、あなたが作る単語帳です。

あなたが作る、あなたのための単語帳

  • 覚えたい単語をカードにどんどん入力していきます。
  • CSVファイルで複数の単語をまとめて入力することも可能。
  • CSVファイルの書き出しもできるので、あなたの作った単語帳を他の人にプレゼントすることも可能。
  • カードには文字テキストはもちろん、音声も入力できます。

ドリル機能

  • フォルダーの中から学習するカードが自動的に選別されテストが行われます。
  • テストで合格したカードはレベルが上がります。
  • レベルに合わせて、ドリルの出題間隔が長くなります。
  • テストで合格しなかったカードは、その場で何度も復習できます。

マニュアル目次


カード分類

カード覚える語彙一つにつき、一枚のカードを作ります。
フォルダーカードをまとめたものをフォルダーと呼びます。
グループフォルダーをまとめたものをグループと呼びます

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カード入力方法

1. カードの「カード追加ボタン」をタップします。

2. 新たなカードが追加され、カード編集ページが表示されます。

カード編集ページ

カードにはA面、B面の二つのブロックがあります。実際のカードの、表面、裏面に相当するものです。それぞれの面にテキスト(文字列)を書き込みます。また、それぞれの面に音声も貼ることもできます。

テキスト、音声の入力

テキストボタンをタップすると、テキストを入力する画面が出ます。

また音声は、「ファイル」から既存の音声ファイルをインポートする方法と、新規録音する方法の2通りがあります。音声ボタンをタップして、そのどちらかを選択し音声を入力してください。

学習方向の設定

ドリルで出題時、B面を隠す学習とA面を隠す学習の2通りがあります。カードによっては片側のみの出題にしたい時がありますが、その調整を行うことができます。

A面を見てB面を当てる出題と、B面を見てA面を当てる出題の2種類が出題されます。
A面を見てB面を当てる出題のみとします
B面を見てA面を当てる出題のみとします。


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ドリル

ドリルは、カードのA面またはB面のいずれかが隠された状態で出題され、隠された部分を当てる学習です。正解なら「合格」ボタン、不正解なら「不合格」をタップしていきます。

ドリルはフォルダー毎に行います。その日学習すべきカードが自動的に選ばれ、以下の流れで行われます。

1テストカードのテストが一通り行われ、カード毎に合格、不合格を決めます
2復習不合格だったカードを再度復習し、全て覚え終わったらドリルは終了です

ドリルを始める

ドリルを行いたいフォルダーを開いた状態で、「ドリル」ボタンをタップします。

テスト
  1. ドリルページが開き、テストが始まります。
  2. 上半分にカードのA面あるいはB面が表示され、下半分は反対面が「?」で隠されます。
  3. 心の中で「?」の回答を思い浮かべ、「?」のあたりをタップしてください。
  1. 「?」の下から隠されていた面が現れます。
  2. あなたの回答が正しければ「合格」、間違っていれば「不合格」ボタンをタップします。自動的に次のカードに進みます。

全てのカードのテストが終わると、続けて「復習」するかどうかを選択します。

復習

テストで不合格だった問題が再度出題されます。
覚えた場合は「覚えた」ボタン。再度復習を行いたいときは「もう一度」ボタンをタップしてください。

全てのカードを覚えたら復習は終了です。 お疲れ様。

補足
  • ドリルのカードのフォントの大きさ、太さは「設定」画面で調整することが可能です。
  • ドリルで、一度に出題される最大カード枚数は「設定」画面で指定できます。

学習レベル

各カードには暗記度に合わせてレベルが設定されます。レベルに合わせて次の出題日時が決めらるので、効率的な学習ができます。

レベル次の出題までの時間
010時間
12日
27日
314日
435日
570日
6130日
テストとレベルについて

ドリルのテストで、 A→B・B ←A の両方が合格したカードは、レベルが一つ上がります。
どちらか不合格だったカードのレベルは0になります。

新たに追加したカードのレベルについて

新たなカードは、短い間隔で頻繁な学習が効果的です。そこで新規作成されたカードは、「新入りカード」として5回合格してはじめて通常のレベル0になります。 (新入りカードの出題間隔は、レベル0と同じです)


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カードの編集方法

一枚づつ中身を編集

カードリストから編集したいカードをタップします。

カード編集ページが開きます。

カード編集ページで以下の編集が可能です。

  • テキスト
  • 音声ファイルの追加または修正
  • 学習方向の設定
  • テキストアラインメント
  • カードの消去

複数カードまとめて編集

カードリストの選択機能を使い、複数のカードをまとめて以下の編集ができます。

  • 削除
  • 他のフォルダーへ移動
  1. カードリスト選択ボタンをタップし、カード選択モードにします。
  1. カードリストの左に選択チェックボックスが現れ、選択モードになります
  2. 編集したいカードの選択チェックボックスを選択します。

4. 上部の「消去ボタン」または「移動ボタン」で編集します。

消去ボタン選択されたカードを消去します。
移動ボタン選択されたカードを別のフォルダーに移動します。


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カード検索機能

カード内のテキストまたはレベルによる検索が可能です。

検索方法
  1. カード検索ボタンをタップします。
  1. カード検索ダイアログで「文字で検索」または「レベルで検索」を選択します。
  1. 検索したい文字、またはレベルを入力すると検索されたカードがカードリストに表示されます。 また、画面上部に検索中を示すアイコンが表示されます。
検索解除方法

検索モードを解除するには以下の2つの方法があります。

方法1: 検索モード時に表示される画面上部のアイコンをタップすると検索が解除されます。

方法2: カード検索簿ボタンをタップして現れるカード検索ダイアログから「検索解除」を選択します。


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グループの編集方法

新たなグループを作る

グループリストにあるグループ追加ボタンをタップし、新たなグループを追加します。

グループ名の変更

グループリストで、すでに選択されているグループを再度タップすると、グループ名を変更することができます。


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フォルダーの編集方法

新たなフォルダーを追加

フォルダーリストの追加ボタンをタップし、新たなフォルダーを追加します。

フォルダー名の変更

フォルダーリストで、すでに選択されているフォルダーを再度タップすると、フォルダー名を変更することができます。

フォルダーをまとめて編集

フォルダーリストの選択機能を使い、複数のカードをまとめて以下の編集ができます。

  • 削除
  • 他のグループへ移動
  1. フォルダーリストのフォルダーリスト選択ボタンをタップすると、フォルダーリストの左に選択チェックボックスがあらわれ、選択モードになります。

2. 編集したいフォルダーのチェックボックスを選択します。

3. 消去ボタン、又は移動ボタンで編集を行います。

消去ボタン選択されたフォルダーを消去します。
移動ボタン選択されたフォルダーを別のグループに移動します。


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カードのインポート・エキスポート

CSV形式のファイル1を介して、データをまとめてインポート、エキスポートすることができます。

CSVファイルを作る

エクセル、NumbersなどPC,Macの表計算ソフトでCSV形式のファイルを作ることができます。

Numbersの画面

一行が一枚のカードに対応しており、一列目にA面テキスト、2列名にB面テキストを入力します。

入力後、表計算ソフトの書き出し機能でCSV形式で保存してください。

※ 書き出されたCSVファイルは「カードドリル」のデバイス上、またはiCloud Drive 上に置いてください。

CSVファイルをインポートする

カードリスト上部のインポートボタンをタップします。ファイル選択ブラウザーが表示されるので、CSVファイルを指定してください。

CSVファイルをエキスポートする

カードリスト上部のエキスポートボタンをタップし、保存場所の選択を行なってください。ブラウザーで選択するディレクトリを決める2とエキスポートされます。


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その他

設定

画面左上のアイコンをタップすると、アプリケーションのバージョン表示の他、フォントサイズ設定などアプリの設定を行う画面が表示されます。

データの在処

ドリルカードが扱うデータは全て、ローカルデバイスのアプリ領域にあります。「ファイル」アプリで「ドリルカード」ディレクトリの中の
dataフォルダ、の中に全てのデータが入っています。


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  1. CSVファイルとは、データをカンマ(,)で区切ってテキスト形式で保存するファイル形式です。拡張子は「.csv」で、Numbers, ExcelやGoogleスプレッドシート、メモ帳など様々なソフトウェアで開いたり編集したりできる汎用性の高さが特徴です。 ↩︎
  2. OSのバージョンによっては、ブラウザー上でディレクトリを決定する際のボタンが「移動」とわかりにくい表現になっていますが、ご容赦ください。アップルの所為です(笑) ↩︎